お茶と生きる暮らし

ヤマモは、人にも環境にもやさしい製品作りを行い、日本の食文化を世界に広げたいと考えています。伝統食材の新たなる可能性とおいしさを追求し、味わい・香り・音・彩り・手触りなど、五感に響く提案を行ってまいります。

Movie

Talk about your brand

ヤマモのこだわりがたくさん詰まったサステナブルなお茶とは?

  • 美味しさへのこだわり

    静岡県産の一番摘み緑茶を中心に厳選したとてもフレッシュなお茶です。茶草場農法と深蒸し製法によって、旨み、渋み、香りのバランスが良い味わいとなっています。秋から冬にかけて茶園周辺で刈り取った草をチャノキの根元や畝間に敷く「茶草場農法(ちゃぐさばのうほう)」、または化学肥料を使用しない「有機栽培」の原料を使用しています。どなたでも安心してお召し上がり頂けます。

  • 茶草場農法で環境保全

    サテスナブルプロジェクトの製品は、世界農業遺産に認定された「静岡の茶草場農法」で育てた一番茶を100%使用しています(一部商品を除く)。茶草場では「半自然草地」が維持され、今もなお昔ながらの生物多様性が保たれています。お茶作りへのこだわりが、日本から失われつつある里山草地の環境を守り続けています。

     

  • パッケージでCO2削減に貢献

    製品包装には、バイオマスフィルム(植物由来原材料約20%配合)を使用し、石油由来フィルムと比較しCO2排出量を約10%削減します。ティーバッグは植物デンプンを原料としたバイオマス素材の生分解性樹脂を使用し、使用後は土に埋めると微生物により完全に分解されます。

1 3

About chagusaba

  • 静岡の伝統的農法

    茶草場農法とは、茶園の畝間にススキやササを主とする刈敷きを行う伝統的農法のことです。静岡県で特徴的に見られる農法であり、2013年には世界重要農業遺産(Globally Important Agricultural Heritage System)として認定されました。この茶草場農法を行うことによって、自然の有機質が肥料となり、お茶の味や香りが良くなると言われています。

  • 茶草場農法が行われている地域

    「世界農業遺産」に認定された茶草場農法は、静岡県の中・西部地域の「掛川市、菊川市、島田市、牧之原市、川根本町」に点在しています。茶園面積は僅か2.6%しかなく、希少性のあるお茶作りをしている産地です。この地域に広がる茶園には敷く草を刈り取る「茶草場」が存在し、静岡らしさを感じさせてくれます。

  • 茶草場農法が守るサステナブルな自然環境

    茶草場のように人の手によって維持管理されている草地環境は「半自然草地」と呼ばれ、昔は日本中どこにでも見られた風景でした。ところが、人々の生活が近代化すると共に減少してしまいました。日本のような雨の多い気候では、放っておくと草木が伸びて森のような状態になってしまいますが、半自然草地では様々な植物が育ち、それを餌として生物多様性が保たれた環境を維持することができます。茶草場の茶作りへのこだわりが、日本から失われつつある里山の草地の環境を守り続けてきたのです。(出典:世界農業遺産「静岡の茶草場農法」推進協議会)

1 2